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東武バス、千葉のバスに関する話題を中心に 管理人の別趣味のお話等を書かせて頂きます。

ダイヤルバスを吸収合併した会社です。
元来タクシー会社として昭和30年に設立された日光の老舗で、
バス事業に関しては昭和60年4月より貸切事業を開始した事に始まります。
同年10月には東武鉄道バス事業本部管轄だった日光〜足尾方面の路線バス
の廃止代替であった足尾町営バスの運行を受諾。


足尾町営バス(現・日光市営バス)

平成2年には藤原町(現日光市)のスクールバスを受託。
続いて平成5年には日光自然博物館の要請による低公害バス運行を受諾する
など会社自体バス事業のウエートが高くなって行きます。

日光交通のバス事業は元々貸切車4両で運営されて来ましたが、
ここでも「東武鉄道バス事業本部」の北部撤退及び貸切事業の縮小と言う
状況が、日光交通と言う会社の業務体系を変化させて行きます。


日光交通の貸切車。
(社104号車 U-CH3HFAA 社113号車と社114号車 U-RU1HHAB)


少人数向けのジャンボタクシー(日産のキャラバン)も配備されていた。

平成9年になり、東武鉄道バス事業本部は貸切部門の減車を発表。
この時に東武バス日光営業所の貸切車配置が廃止される事が決まり、
平成10年度末までに貸切車は千葉の西柏、東京の足立、埼玉の大宮と
3営業所に5台配置で合計15両まで減車される事になります。

この結果、日光地区の貸切部門を系列の日光交通に集約する事になり
日光交通へ東武鉄道から貸切及び定期観光が肩代わり運行移管される
事になります。


左:東武鉄道(元大宮営業所所属)から転籍の貸切車で、社番の付与は
無かったが部内では「9259」と言う東武時代の社番で扱われていた。
右:東武鉄道(元日光営業所所属)から転籍の車両で貸切・定期観光の兼用
車。やはり社番の付与は無く東武時代の「9217」で扱われた模様。
(社9259号車、社9217号車 U-RU2FTAB)


平成11年3月末より東武鉄道に代わり日光交通が運行を始めた定期観光バス。
車両はそのまま東武旧貸切塗装の4台が転籍(社9316号車〜社9319号車)して
活躍を開始した。(※社番は旧東武社番をそのまま呼称)
(左:社9317号車、右:社9319号車 U-RU2FTAB)

平成18年3月からは、東武鉄道とJR東日本が共同運行で新宿〜東武日光・
鬼怒川温泉間で直通の特急列車の運転を開始します。
この運行に合わせて西参道案内所〜日光駅〜鬼怒川温泉駅間で新規に予約制の
「日光・鬼怒川エクスプレス号」の運行をダイヤルバスが開始します。


ダイヤルバスが運行開始したエクスプレス号。

後の平成20年にはグループ会社の「東武ダイヤルバス」を合併。
ダイヤルバスは平成12年に東武鉄道バス事業本部より鬼怒川出張所管轄の全路線
を肩代わり移譲を受けており、この合併で乗合バス、貸切バス事業の割合が
大きい会社へ変化して行きます。
また、貸切・定期観光バス用の東武バスからの移籍車も、この年までに置換が完了。
グループ会社の国際十王交通が貸切廃業へ向けた減車を進めた為、車両をスーパー
ハイデッカーに改めサービスの向上を図った。


国際十王(旧両毛観光)からの転籍車、貸切車登録。
社番は9217を使用。
(社9217号車 U-RU3FTAB)


左:阪東自動車から転籍の131号車(奥側:セレガGJ)と国際十王から
転籍の132号車(手前:セレガR GJ)共に定期観光で使用。
右:朝日自動車から転籍の133号車(HD−2 U-LV771R)
このほかに阪東自動車からガーラSHD(134号車)が転籍してきている。

平成25年に入り、日光定期観光バスの運行が再び東武に移管される事になり
日光交通での運行は、平成25年3月31日で終了となった。
この時、定期観光バスダイヤ移管分で132号車と134号車が東武バス日光へ
転籍しました。
東武バスへグループ会社の車両が転籍する事は非常に珍しく、埼玉県の和光市
市内循環バスの車両を川越観光から受入て以来久しぶりの出来事となりました。

現在、日光交通本社は管理会社としてのウエートがメインになり、ダイヤルバス
等の運行やタクシー、明智平ロープウエーなど多岐にわたり管理、運営を
行っております。



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東武バスの鬼怒川地域を語るにはこの会社の存在がポイント
になりますかね。



現在は日光交通に吸収合併され会社名こそ「日光交通」に
なってますが、本来の仕事である鬼怒川の各温泉旅館から
鬼怒川温泉駅までの送迎「ダイヤルバス」の名前は健在であります。

昭和48年10月に、鬼怒川・川治温泉旅館共同組合からの依頼を受け、
駅前からのアクセスとして温泉街への循環バス運行計画が浮上。
その受け口として会社が設立された経緯があります。

翌年の9月にはダイヤルバスとして営業を開始し、昭和50年には
貸切運行の免許を取得。
その後、ダイヤルバスも鬼怒川温泉周辺の観光施設への路線なども
設定され営業範囲を広げました。

 
鬼怒川温泉で待機するダイヤルバス。

乗合バスの運行開始は、東武バス北部地域撤退に伴う営業規模縮小の
一環で、平成4年4月より「東武鉄道バス事業本部日光営業所管轄」の
日光駅〜ゴルフ場〜下今市駅線を肩代わり移管を受けて運行を開始
した事に始まります。(2ダイヤの移管を受けた)


日光駅で待機する下今市駅行。(社5219号車 日野U-RJ3HJAA)

同年の10月には東武バスの鬼怒川出張所の縮小で、JR今市・下今市〜
鬼怒川公園駅までの路線を東武バスから肩代わり移管を受け運行開始。
乗合バスの営業範囲を広げました。

早朝の下今市駅で発車待ちのダイヤルバス
鬼怒川公園行き。(社7328号車 日野U-RU2FTAB)
 ※この車は日光定期観光バス用で東武鉄道から日光交通へ転籍した車ですが
  事故にあってしまい長い間の修復期間を経て事故復旧した車です。
  その際に前扉の折戸化とワンマン改造を受けています。
  残念ながら日光交通とダイヤルバスの合併時期に除籍されました。

その後も順調に推移を見せたダイヤルバスも、新車へ代替などが発生。
新車と東武グループの転籍車などで置き換えが進んで行きます。
車両のカラーリングが変更になったのもこの時代のあたりでした。


ダイヤルバスの乗合事業開始に際して導入された
日野U-RJ3HJAA 社5218号車、社5221号車(車体が2種存在した)


乗合路線車の新デザイン塗装車。
(社7230号車 日野KK-RR1JJGA)


ダイヤルバスの旧デザイン塗装車.
(社4213号車 日野P-RJ172CA、社1212号車 P-RH160AA)


ダイヤルバスの新デザイン塗装車
(社6214号車 日野KC-RR1JJAA、社3212号車 KK-RH4JEEA
 社6213号車 KK-RR1JJFA)

そして平成12年9月いっぱいで東武バス鬼怒川出張所は閉所され
従来東武バスが運行していた鬼怒川周辺路線は、全てダイヤルバス
に移管されます。

    
 
東武バス鬼怒川出張所より転出の一部車両。
(社7334号車 、社7333号車、社7333、7331、7332号車 U-LV324L、
 社7226号車 、社7229号車、社7227号車、P-RU608BB)


朝日自動車太田営業所から転入の中型車。
(社7323号車、社7324号車 日野KC-RR1JJAA)
この2台は車両判別(エアサス車)を容易にする為か
車軸が赤く塗装されている。

朝日自動車境営業所から転入の中型車。
(社7326号車、社7329号車 日野U-RJ3HJAA)


東武鉄道から朝日自動車菖蒲営業所を経て転入の大型車。
(社7327号車、社7325号車 U-LV324LV)


朝日自動車から転入のセレガFD 2台と東武鉄道から十王自動車経て
転入してきたマキシオン。
(社7527号車 日野U-RU2FSAB、社7532号車 日野U-RU2FTAB、
 社7534号車 いすゞU-LV771R)


東武鉄道から東北急行経て転入したセレガFS。
(社7525号車 日野 U-RU2FTAB)

このように、多種多様な車両が東武グループから移籍路線車として転入し
賑わいました。
因みにダイヤルバスでは社番を「置換車に当てられていた社番」をそのまま
引き継ぐ事象が散見され、時期により同一社番で車両が違うと言う現象も
多々ありました。

この他に「東武バス鬼怒川出張所管轄」の貸切営業エリアを継承した為、
貸切車も多少増備され、こちらも転入車で賄っていました。


両毛観光から転入のセレガGJ、出どころは未確認ですがやはりグループ
転籍のリエッセ。
(社7507号車 日野KC-RU4FSCB、社3206号車 日野KC-RX4JFAA)


国際十王交通から転入のセレガFC。
(社6211号車 日野KC-RU1JHCB)

現在、東武ダイヤルバスは日光交通に吸収合併されています。
東武グループの日光・鬼怒川地区の主管会社となったダイヤルバス
日光交通の一員として新たな一歩を踏み出しております。

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http://this.kiji.is/94176410971506170

群馬と栃木を結ぶ国道120号線を走る路線バスが復活するとの
ニュースが流れました、24年ぶりだそうです。


(画像提供:farewell song 殿)

元々東武バスが観光目的で1966年に沼田〜草津温泉間2回、中之条〜草津温泉間
2回を暮坂峠経由にて運行したのが始まりでした。
残念ながら1971年には草津温泉までの運行は廃止されてしまい、中之条から中山本宿
経由の沼田線のみが残ります。

この頃、沼田駅からは一大観光地である尾瀬を控えた土地柄から国鉄の臨時夜行列車
に接続した臨時夜行バスの運行などが盛んになっており、臨時以外にも大清水、丸沼
温泉方面に定期路線バスを運行していた。


(画像はイメージ:東武の路線バス。)
(撮影協力:九万石 殿)

中継地の鎌田には出張所もあり、沼田方面から接続を受けたローカル路線の起点として
も賑わっていたそうです。

1987年3月には水上〜湯元間の定期路線が運行を取りやめてしまい廃止されますが、
これを夏季運行する鬼怒川特急便に建て替えを行います。


(ダイヤルバス移管直前まで東武バス鬼怒川出張所に残っていた看板)

同年4月のGW前に「日光国立公園横断特急バス」として水上〜鬼怒川温泉間の運行
を開始しますが、その後は1990年11月まで運行され廃止されます。

※ 参考:1987年(昭和62年度の運行)時刻。
水上駅 9:30→上毛高原駅9:55→沼田駅10:15→老神温泉11:00→鎌田11:20→
丸沼温泉12:10→湯元温泉12:45-13:30→東武日光駅14:35→鬼怒川温泉駅15:15

鬼怒川温泉駅9:50→東武日光駅10:30→湯元温泉12:45→丸沼温泉13:30→
鎌田14:10→老神温泉14:30→沼田駅15:15→上毛高原駅15:35→水上駅16:00

運賃は、水上駅〜沼田駅→日光駅・鬼怒川温泉駅    3500円
    老神→日光駅 2800円 老神→鬼怒川温泉駅 3300円
    鎌田→日光駅 2400円 鎌田→鬼怒川温泉駅 2900円
                         ※昭和62年当時の料金です。 

時を同じくして東武鉄道はバス事業において群馬、埼玉を含む北部地域の撤退を決定
するにあたり、急速に路線が廃止又はグループの関越交通に肩代わり運行を依頼する
形で東武バスは群馬から消えてゆきます。
1992年11月4日まで沼田営業所が鎌田〜湯元温泉間を走らせていましたが、何せ
利用者が少な県境越路線。
御多分にもれず路線廃止されてしまい、県境の「金精峠を越える路線バス」はこの日を
持って消えてしまいました。

※参考:1992年(平成4年度、最後の運行)時刻。
鎌田9:30→丸沼温泉10:05→湯元温泉10:45
鎌田13:40→丸沼温泉14:15→湯元温泉14:55

湯元温泉11:05→丸沼温泉11:50→鎌田12:25
湯元温泉15:05→丸沼温泉15:45→鎌田16:20



(画像はイメージ、関越交通バスの貸切車。)

今回の復活に際し、運行は「東武バス」ではなく、東武グループで群馬県内の
東武バスを肩代わり運行して一大バス会社になった「関越交通」さんが運行するとの事。

かつての東武鉄道が観光開発に対する熱意を捨てず、松島、日光などで
成功を収めた二代目根津社長がどんな思いで今回の事を見ているのだろうか。
日光と水上に定期観光バスを運行していた事を考えると、やはり大きな夢を持っていた
事が伺えるように思います。

私も時間があれば、是非乗車してみたいと思っております。

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東武指令
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男性
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謎の会社員
趣味:
さまざまな趣味あり
自己紹介:
東武バスが好きなむさい男であります。
過去の話が多くなるかも知れませんが、お許し下さい。
ハンドルネームは「東武指令」です。
特に意味はありませんが、よろしくお願いします。(笑)
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