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東武バス、千葉のバスに関する話題を中心に 管理人の別趣味のお話等を書かせて頂きます。
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・平成12年車登場、7Eモデルチェンジ新7E登場。

1988年(昭和63年)3月に製造が開始された富士重工の17型E車体も
登場から10年以上が経過した平成12年には、ついにモデルチェンジ車が
登場します。
フルモデルチェンジに近い改良が加えられながらも、ベース車体が
17型Eタイプをベースに改良した為、「改良型17型E」と呼ばれる俗に言う
「新7E」が1997年3月から製造を開始しました。
このタイプからはノンステップシャーシの架装が可能になり、ご多聞に
漏れず、東武バスでも怒涛の増備(笑)が行われて行く事になります。
ただ、翌年の1998年4月以降は三菱、日野への架装は中止されて
しまいました。

平成12年度の東武バスいすゞ新製車は、16両が増備されます。
内訳はワンステップ車が5両、ノンステップ車が11両と言う布陣でした。
特記事項はやはり全車両が富士重工製車体を選択した点でして、この後
富士重工がバス車体製造から撤退をするまで、いすゞ路線車は新7Eのみ
が導入されて行きます。
社2521号車〜社2525号車がワンステップタイプ。
社2526号車〜社2536号車がノンステップタイプになります。
ワンステップ車は「いすゞKL-LV280L1」となり、ノンステップ車は
「KL-LV834L1」となりました。


埼玉の三郷営業所に配備されたワンステップ仕様の社2525号車。
三郷管内の路線では、道路環境の問題等がありスロープ付きの
ノンステップ車が使用できない場所がありワンステップ車が選択
されました。
また画像の社2525号車は雑誌「バスラマインターナショナル」の
長期レポートの対象車になり14年間67万キロを走行し引退した。
(三郷営業所にて)


こちらは埼玉の菖蒲出張所に新製配置された2台。
左が社2522号車、右が社2523号車。
菖蒲では北本団地線専用車で他線には運用されなかった。
後の東武バス北部撤退では、菖蒲を離れ三郷へ転属する。
(上尾営業所菖蒲出張所にて)


ノンステップ車では足立、葛飾、西柏、沼南に配置された。
トルコン式オートマで車内の中扉以降もスロープ式である
「type−B」が選択されています。
(社2532号車 酒井根操車場にて)


足立に配置された社2529号車。
(西新井駅前にて)

バリアフリー法の影響もあり一般低床車は増備がなくなり、ノンステ
ワンステの時代がやってくる事になります。
そして、東武鉄道バス事業本部も7Eの改良を受け再び富士重車体の
車を増備して行きます。
この結果、IBS車体の車は少数派に終わった事は言うまでもありません。


高田車庫で出区を待つ社2508号車(IBS)と社2536号車(FHI)。
トルコン式オートマのtype−Bは平成12年車で打ち止めとなった。
(西柏営業所にて)

・平成13年車登場。

試験導入的要素が強かった平成12年のノンステップバスではオートマ車
が導入されましたが、今年度は標準型とも言うべきフィンガーシフト、
車内の中扉後方がステップ昇降するtype−Aが選択された車になりました。
増備対象は社2538号車〜社2558号車の19両が該当。
全車FHIの新7Eが選択されています。
また、社2558号車は平成14年投入車に先行して側窓が無塗装の「銀サッシ」
が導入されています。


吉川へ投入された社2540号車、吉川は当時ネオポリス、おあしす
周辺の発展が著しく、新規路線開拓の準備、増発目的などで導入。
4台が一気に投入された。(※後部画像は社2541号車)
(三郷営業所吉川出張所にて)


西新井出張所へ一旦疎開された足立配属の社2550号車〜社2552号車。
富士重工から回送された直後の画像。
(足立営業所西新井出張所にて)


このグループにはLED表示器の先行搭載試験車が存在します。
現在とは字体も異なるもので、全車搭載決定後に他車へ合わせて
改修が行われている。
(社2544号車 西柏営業所)

 
先行導入された銀サッシの社2558号車。
これは東武バスの経費削減対策の一つでして、側面サッシの
標準化(東武指定は従来黒サッシ)、タイヤホイルの標準化
(東武指定はクリーム色指定)、屋根上のファンデリアが1基
(黒サッシ車は2基)など削っている箇所は多い。
翌年度導入車からは社名表示も「東武バス」から「東武」表示
へ変更されてしまった。
(社2558号車 沼南営業所にて)

・平成14年車登場、しかし・・・

平成14年、東武では38両の新製が行われました。
該当は社2559号車〜社2596号車で、このうち社2593号車から
社2596号車までの4両はCNGノンステップ車両が導入される事
になりますが、いすゞエルガが選択され実際に導入されました。


川越営業所坂戸出張所へ新製配置された社2594号車CNGノンステ。
(いせはら団地にて)

さて他車に関しては全て富士重工の新7Eが選択されましたが、この
年に大きなニュースが入ります。
平成14年の1月に日産ディーゼルが、車体の発注を西日本車体工業へ
一本化すると言う発表を行います。
この時、1998年に三菱、日野への架装を取りやめて、いすゞと日デへ
の架装へ絞っていた富士重工に大打撃を与える事になるのです。

そして、この年の5月には富士重工が年内でバス車体製造から撤退を
表明し、この年が最終ロッドとなる事が決まったのでした。

東武鉄道ではこの年、ノンステップ車をFHIの7E指定で34両を発注。
社2559号車〜社2592号車、銀サッシのKL-LV280L1 type-Aが登場します。
この年の特徴は東武バスの日野車指定営業所にもLVノンステが大量に
導入された点ではないでしょうか。
また、この銀サッシ車体をいすゞシャーシ、ノンステップtype-Aとして
架装を行う事は東武鉄道に限り許可されたと言う話が存在します。


川越に新製配置された社2586号車。(川越営業所にて)


左:岩槻で活躍を始めた社2588号車(宮下操車場にて)
右:大宮では14年車トップナンバーの社2559号車が登場(東大宮駅前にて)


左:草加にも配備された。社2564号車(草加営業所八潮出張所にて)
右:上尾では社2584号車が活躍(上尾駅前にて)

上記5台のように日野車指定営業所へのいすゞ車配置が行われた。
坂戸や新座などへの配置は無く、新製車の玉突き転配や日野新製車
(日野HR)で経年車を置き換えて車両のやりくりをしていました。


平成14年に最後の富士重工7E車を導入して、今年早くも15年の時間
が流れて行き、東武バスでは残る7Eグループも数台までに減少しました。
富士重工のバス車体製造撤退後、結局西日本車体工業も店じまい。
日野自動車、いすゞ自動車の合弁である「J-BUS」の立ち上げ、日産D
のバス製造撤退・・・・
バスを取り巻く環境が激変した数年間でした。
東武バスと言えば富士重工車体・・・と言う当たり前だった時代も
間も無く終わろうとしています。


平成24年に行われた「東武バスフェスタ」に展示された新7E 
(社2547号車 足立営業事務所にて)

私がバス趣味に走り始めた時に住んでいた東京都北区。
東武バスの沿線ではありませんでしたが、地元には都営バス北営業所
と言う大きい拠点が存在。
富士重工車体の日産D車がひしめいていましたが、その前身である
滝野川営業所、志村営業所は前者はいすゞ+富士重、後者は日産D+
富士重が基本、近隣の巣鴨営業所などもいすゞ+富士重だったので
とても身近な存在でした。
もちろん都営バスでも富士重車は姿を消してゆくでしょう。
今回は東武バスにスポットを当て初7Eの導入から最終導入までを
振り返ってみました。(終)




資料協力
朝日バス境さま
真砂町車庫さま

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過去の話が多くなるかも知れませんが、お許し下さい。
ハンドルネームは「東武指令」です。
特に意味はありませんが、よろしくお願いします。(笑)
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