東武バス、千葉のバスに関する話題を中心に
管理人の別趣味のお話等を書かせて頂きます。
丹荘駅で待機する本庄駅行(社2078号車 P-LV314L 本庄出)
埼玉県の本庄に存在した東武バス本庄営業所管轄の路線。
本02系統と言う整理番号(系統)で、宮本町車庫から本庄駅を経由し群馬県の鬼石へ
向かう路線の枝線に当たる終点です。
休日の朝に片道1本、しかも本庄駅近くの「沖電気」を経由する非常に稀な1本でした。
休日朝7時39分発のこの便は、本庄出張所(宮本町車庫)から回送出庫して
ひたすら丹荘駅を目指してやって来ます。
近くの「丹荘駅入口」停留所まで行けば約1時間に1本の鬼石〜宮本町車庫線に
乗ることが出来ます。
免許維持路線の典型と言えば終わりですが、朝日バスに移管される事が決まり
その最後のダイヤまで残ったのは非常に不思議ではあります。
当時のダイヤで丹荘駅にこの時間帯に到着する八高線の列車は無く、ご覧通り
このバスに乗車するお客さんも居ない。
私もこのダイヤのバスを撮影しようと思い訪れた時、当日の運転手さんが
「まさかさ、わざわざこれを撮影しに来たの?」と声かけ頂き、雑談を
少々させて頂き最終的に「何かあなたは凄い人だね」と笑われてしまいました。
確かに朝の4時起きで関越道を車を飛ばして来なければ、当時東京都北区在住だった
私はこの時間にここへは来れない訳でして(笑)
当時の丹荘駅前、停留所ポールと時刻表。
この丹荘駅から鬼石へは、鉄道通ならご存知の方も多いかと思いますが
「上武鉄道」という地方私鉄が走っていた事で有名です。
鬼石にある化学工場までの貨物輸送メインのローカル私鉄でして、末期は
貨物専業になり昭和50年代に廃止された路線です。
終点は工場の中の操車場で何ともトワイライトゾーン的な路線でした。
国鉄の車両解体など受けていた時期があり、165系や43系客車、貨車など
この地で散った車両も多かったと記憶しています。
鬼石への路線のお話は次の機会として、今回は丹荘回転運用(笑)を
ご紹介いたしました。
朝日自動車への移管で、現在も「丹荘駅入口」停留所は存在しますが駅前に
乗り入れる便は廃止されています。
廃止数年後の丹荘駅前にて。
上の画像は友人所有の動態保存車両で「丹荘駅」を訪れた時のワンショットです。
赤屋根駅舎と琺瑯の駅名板も健在で、廃止された東武パス停ポールも頭は
無いものの健在でありました。
時の流れが止まったような丹荘駅前。
もう東武バスが乗り入れる事は二度と無いでしょう。
残念です。
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過去の話が多くなるかも知れませんが、お許し下さい。
ハンドルネームは「東武指令」です。
特に意味はありませんが、よろしくお願いします。(笑)
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