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東武バス、千葉のバスに関する話題を中心に 管理人の別趣味のお話等を書かせて頂きます。
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・終点の白石車庫に停車する社9223号車(森林)。

埼玉県の東武東上線、小川町駅から深い山間部「東秩父村」に入って
行く山岳ローカル路線バス、残念ながら既に東武グループが運行する路線
から離れてしまった路線です。

・白石車庫 停留所と時刻表。

終点の「白石車庫」にはモータープールのような物は存在せず、営業所が
ある訳でもありません。
地方に行くと以外とあるパターンではありますが、当時の東武鉄道バス事業本部
管内で「車庫」と名前が付きながら詰所などが存在しない場所は、この白石車庫と
本畠車庫、本庄管内の児玉車庫、行田管内の若小玉車庫くらいの存在でした。
と言っても、児玉車庫には出張所が存在した時期がありますので・・・

小川町駅から兜川〜槻川に沿い山間部に入って行くと、「皆谷」停留所がある。
ここまでは折返系統が存在し、立派な転向場が存在します。

・皆谷折返所で待機する小川町駅行 社9536号車(森林)
・簡易路線図付停留所と時刻表。

昭和30年代位まではそれなりの需要があり、生活路線と観光路線の性格を併せ持つ
黒字路線だった事もありましたが過疎化が進み利用者も減少。
当時は、滞泊する運用も存在し白石車庫で一晩留置されて、翌朝の一番バスで小川町
駅へ向かう運用なんかもあったそうです。
開設初期から長年にわたり、「東松山出張所」がこの路線を担当していたのですが、
東武鉄道バス事業本部の「北部撤退方針」の影響から分社前の時期から担当営業所が
変化し始めます。

・東武鉄道バス事業本部 平成元年くらいの熊谷営業所管内路線図(除く行田出張所版)。

平成元年に熊谷営業所の傘下だった東松山出張所が、川越営業所の傘下に所属変更
され、平成9年には熊谷営業所傘下の小川町出張所と川越営業所傘下の東松山出張所
が廃止統合され、同じく平成9年に新設される熊谷営業所森林公園出張所を開設。
路線移管まで森林公園出張所が担当していました。

・小川町駅(旧出張所)で待機する白石車庫行。

平成14年には埼玉北部地域も東武バスの撤退対象地域になり、森林公園出張所
もグループ会社「川越観光自動車」へ移管されて行く事になるのはご存知かと思います。

そして、迎えた平成19年には路線が「イーグルバス」へ移管され、この路線から東武
グループの車両が活躍する姿が消えました。
但し、毎年恒例行事になった「外秩父七峰縦走ハイキング大会」開催の為に
臨時路線免許を
東武グループが現在も維持しており、主催者の東武鉄道が応援要請を
グループバス会社に依頼する事から、開催時には「川越観光自動車」をはじめ、
熊谷の「国際十王交通」なども臨時で応援に駆けつけます。

状況によっては東武バスの川越営業事務所管轄、坂戸営業所からも応援出動する可能性
も残されており、僅かながらですが東武バスの復活があるのかもしれません。(笑)


・国際ハイヤー(国際十王交通)の方向幕には「白石車庫」が準備されていた。
 これは電光式表示器を導入以降も用意がされているようです。
 旧・国際ハイヤー 社2117号車(熊谷)

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過去の話が多くなるかも知れませんが、お許し下さい。
ハンドルネームは「東武指令」です。
特に意味はありませんが、よろしくお願いします。(笑)
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